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SHOOT OUY AT THE FANTASY FACTORY |
軽快に始まる7枚目の作品。気軽攻め込んでくるトラフィックといったところでいい感じの音がここで聞くことができる。
ビートが結構普通のものというのがこの作品の欠陥なのだろう。そのためにイマイチ盛り上がってこないというのも確かだ。だがウィンウッド自体は好調ってプロデュースがウィンウッド。
そう実質ソロアルバムに近いものになっているということなのだろう。ひたすらギターが弾きまくるという部分もあり、それが結構マイナスかなといううところが結構ある。
全体としては落ち着いた感じでヴォーカル作品というよりもバンドの演奏的な部分がきわめて多い作品で、またソロ的な音が別にこのバンドのものである必要でもない音であったりもするのがあまりいい感じにさせてくれない原因なのだろう。
別にトラフィックである必要もないというところにどうしてもなっていってしまう。ファンタジー・ファクトリーがどこにあるのかが問題なのかもしれない。
ウィンウッドの求める世界がこの音なのなのだろう。そう、そこに何かがあるのではなく気楽な隠居の場という印象が強くなるのはとにかくはここでしかない音というものがここにはないからだろう。街中のライブハウスの音であればきっといいのだろう。だがこの作品の発表の場は・・・・・、まあそういうことなのだ。
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曲目 |
1.SHOOT OUT AT THE FANTASY FACTORY
2.ROOL RIGHT STONES
3.EVENING BLUE
4.TRAGIC MAGIC
5.(SOMETIMES I FEEL SO)"UNINSPIRED"
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